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お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク!110号(3)

『国の奨学金』の利用方法

◎ライフプラン,ファイナンシャルプランニング,生命保険,住宅ローン,資産運用
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お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク! 第110号
      
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 考えるきっかけになれば幸いです。
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 ◇◇2009年1月よりリニューアルしました◇◆◇

 第1週・・・・資産運用
 第2週・・・・ローン(主に住宅ローン)
 第3週・・・・保険
 第4週・・・・ライフプラン他

 それぞれ、【基本編】【アドバンスト編】【extra編】で構成されています。
【extra編】は注目すべき記事などがあったときに配信します。
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 今週のテーマは「ライフプラン」他です。 
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 【extra編】『国の奨学金』の利用方法


 前回は「国の教育ローン」についてお伝えしました。

 「国の教育ローン」の利用方法は、入学手続きに必要な高額の費用に利用する
 点でした。

 本日取り上げる「奨学金」は入学後に毎月口座に振り込まれるので、入学手続き
 に必要なお金には使えません。

 したがって、入学前は「教育ローン」、入学後は「奨学金」といった使い分け
 がポイントになります。

 さて、「国の奨学金」ですが、日本学生支援機構(旧日本育英会)が貸与するもの
 です。

 ちなみに、「貸与」は返済義務のある奨学金、「給付」は返済義務のない奨学金
 を言います。

 「国の奨学金」には、第一種奨学金(無利息)と第二種奨学金(利息付)があり
 ます。

 それぞれ、申込には「家計基準」と「学力基準」がありますが、基準が緩やかな
 のが第二種奨学金(利息付)です。

 たとえば、「学力基準」ですが、第一種奨学金は2〜3年の成績の平均が3.5
 以上必要ですが、第二種奨学金は「やる気」があれば基本的にOKです。

 気になる金利ですが、上限が3%と決められています。過去のデータでは1%台
 ですので、とても低利です。

 返済のイメージとしては毎月5万円(4年間)借りた場合、返済は毎月1万5千円
 程度といったところです。

 借りられる額は、第一種奨学金の場合は、学校の種類(大学・短大・専門学校
 など)と自宅から通うか否かによって金額が決められています。

 たとえば、私立大学自宅生の場合は月額5万4千円です(平成20年度入学者)。

 なお、平成21年度入学者からは、上記の金額に加え、3万円の選択も可能になる
 予定です。

 第二種奨学金の場合は、3万円、5万円、8万円、10万円、12万円から選択
 します。

 入学時には何かとお金がかかりますので、上記2つの奨学金とは別枠で一時金
 30万円を貸与する「入学時特別増額貸与奨学金制度」もあります。

 平成21年度入学者からは、一時金30万円に加えて、10万円、20万円、
 40万円、50万円が設けられる予定です。

 ただし、「入学時特別増額貸与奨学金制度」は、「国の教育ローン」を受けられ
 る人は利用できません。

 奨学金は生徒が学校を通じて申し込む必要があります。

 申込方法は、(1)予約採用(高校3年の春に申込む)(2)在学採用(入学
 した大学等で春に申込む)(3)緊急・応急採用(時期にかかわらず申込可能)
 の3パターンがあります。

 その他、詳細は、ホームページをご覧ください。

 「国の教育ローン」 http://www.k.jfc.go.jp/kyouiku/index.html


 「国の奨学金」 http://www.jasso.go.jp/

 
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 【編集後記】

 奨学金を希望される高校2年生のお子さんを持つ保護者の方は、お子さんが3年生
 に進級されたら、担任の先生に「奨学金を受けたい」と伝えるようにお子さんに
 言ってあげてください。

 奨学金の申込(予約採用)は3年の春に限定されています。

 もちろん、進路が確定していなくても申し込めますのでご安心ください。  
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