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お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク!20号

火災保険の保険金の計算、医療保険と医療費用保険、第10回住宅ローンの見直し(まとめ)、他

ライフプランとファイナンシャルプランニング(生命保険・住宅ローン・資産運用の見直し)
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 お金を殖やす、貯める、今日からはじめる節約テク! 第20号    
   
 2005/9/20発行 発行部数:1,141部     
   
 〜どの金融機関にも属さない中立・公正のFPがあなたを応援します〜   
 
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  □■メルマガの内容(はじめての方へ)
 
  このメルマガでは、読者の皆さんが知っておくと得する税金のしくみや、賢
 い保険の選び方、住宅ローンの得する利用方法、年金テク、節約テクなど、
 すぐに役立つ知恵を実務家FPがわかりやすく、生活者の立場で、あなたに
  お伝えします。
 
  お金について考えることで、あなたやご家族のライフプランについて見直す
  きっかけになれば、うれしいです。

【目次】 ________________________________

  ・家計とビジネスに役立つ算数 〜火災保険の保険金の計算方法〜
  ・保険商品、契約法、税務の研究 〜医療保険と医療費用保険〜
  ・住宅ローンの見直し(10回目)〜FP流〜
  ・無料レポート進呈
  ・ご案内
  ・編集後記  
___________________________________
  
  ● 家計とビジネスに役立つ算数 〜火災保険の保険金の計算方法〜

 保険には損害保険と生命保険があるのは知っていますよね。損害保険は、損
  害を補填(穴埋め)する保険なので、損害額以上に支払われることはありま
  せん。したがって、保険金の計算方法を知っておくことはとても大切です。
  一方、生命保険は、契約で決められた保険金額が支払われますので、保険太
  りみたいなこともあります。口の悪い人は、生命保険はギャンブルといった
  りしますが、そういう面もあるかもしれません。

 −火災保険の保険金の計算方法−

 支払われる保険金額=損害額× 保険金額/時価×80%

 <設例>
  契約上の保険金額600万円、時価1,000万円、損害額400万円の場合
 
  支払われる保険金額=400万円×600万円/1,000万円×80%
           =300万円

 600万円の保険金額で契約したのに、実際に受取れる保険金額は、損害額
  より小さい300万円になります。

 なぜ、こんなことが起きたのでしょうか。答えは、時価より契約した保険金
  額が少ないからです。

 したがって、保険金額は時価めいっぱい、少なくとも時価の80%以上に設
  定しておかないと、もしもの時に十分な保険金を受取れないので注意してく
  ださい。

 でも、時価と同額の保険金額を受取っても、同じ家を建てるには金額が小さ
  すぎます。これを解消するのが、「価額協定保険特約」です。この特約があ
  れば、時価でなく「再調達価額」(建て直し費用)で計算されます。

 この特約と似たものに「新価保険特約」があります。違いは、「価額協定保
 険特約」は家を建て直すかどうかにかかわらず保険金額が全額支払われます
 が、「新価保険特約」では、家を建て直さない場合は、保険金額が時価相当
  額になってしまう点です。

 また、今回の台風の水害のように、火災保険でも種類によって補償範囲がこ
  となります。この辺もチェックしてください。それから、地震による火災は
  地震保険に加入しなければ、見舞金程度しかでません。詳細は、次回にお伝
  えします。

 次回につづく
  ___________________________________
 
  ● 保険商品、契約法、税務の研究 〜医療保険と医療費用保険〜

 医療保険は、既に加入のポイントをお伝えしました。忘れた方はメルマガ
  第6号をご覧ください。

 今回は、損害保険の医療費用保険です。損害保険会社、生命保険会社が販売
  するの医療保険は、「入院1日1万円」といった定額支払いですが、損害保
  険の医療費用保険は、実際にかかった費用を補償するしくみでわかりにくい
  点もあることから、あまり販売されていません。

 しかし、公的医療の自己負担額が増大していますので、この自己負担額をカ
  バーする医療費用保険は研究しておきたいところです。

 □ 医療費用保険

 あなたやあなたの家族が病気やケガで入院した場合に健康保険等の公的医療
  保険の補完的役割を果たす保険です。したがい、健康保険等の公的医療保険
  の被保険者とその扶養家族だけが加入できます。
 
  ただ、お子様については23歳以下の方に限るといった制限がある場合もあ
  ります。また、70歳以上の方などについても加入できません。

 □ 医療費用保険でカバーできる自己負担費用(概要)
 
  1.公的医療保険の自己負担費用(1割〜3割)
  2.差額ベッド代
  3.入院、転院、退院のための交通費
  4.医師が認めた親族の付き添い費用
  5.医師の認めたホームヘルパー雇い入れ費用
  6.入院諸雑費
  7.入院時食事療養費
  8.高度先進医療費用

 ※ 加入後60日間の病気、ケガは対象外の場合があります。ただし、この
    場合特約でこの待機期間を不設定にできます。

 
  ※ 保険の基礎知識はバックナンバーをご覧下さい。 
  __________________________________

 ● 住宅ローンの見直し(10回目) 〜FP流〜

 住宅ローンの見直し(連載)は、今回で終わりです。次回からは、資産形成
  について連載します。

 今回はまとめです。皆さんにお伝えしたかったことは、住宅を購入すること
  を考える上で大切なことは、ご自身のライフプランの中に位置づけて考えて
  欲しいということです。

 ライフプランは人それぞれです。将来の年収の変化、仕事環境の変化、家族
  構成の変化、子どもの進学、独立など、住宅ローンを組んだときの環境その
  ままではありません。コントロールできることもあるかもしれませんが、会
  社の倒産や自然災害など皆さんのコントロールできないこともあります。

 ですから、住宅ローンを組むときも、ライフプラン抜きで「金利の安いとき
  に借りておこう」「こんな低金利のときに借りないのは損」などといった短
  期的な視点で考えると、せっかく購入した家を手放さなければならないこと
  ににもなりかねません。
 
  ハウスメーカーも金融機関も、あなたの将来の生活がどうなろうと関心はあ
  りません。その証拠に、あなたのライフプランを聞くことすらしません。

 こんな状況ですから、自分にあった住宅ローンを自分で考えるしかありませ
  ん。そのための、基本的な住宅ローンの考え方をお伝えしてきたつもりです。

 少しでも、常識と思っていたことが、違うこともあるんだなと思ってもらえ
  る点があれば、この連載はお役に立てたと思います。

 
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 ● 編集後記

 皆さん、選挙には行きましたか。自民党があんなに大勝するとは、ビックリ
  です。サラリーマン増税しないといっていましたが、信用できませんね。
  定率減税も、2007年に完全廃止といったことも早速でてきました。
  2006年に半分は実施されますが、年収700万円で、定率減税がなくなる
  と8万円程度の増税です。そのほか既に、公的年金控除の縮小など、目に見え
  ない形でドンドン増税されています。これから、このメルマガでも税金の
  しくみや節税についてもお伝えしていきたいと思います。
 

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