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マネーコラム/外貨預金(2)

外貨預金の人気が高まっています。前回に引き続き外貨預金の魅力についてお伝えします。

◆外貨預金での運用のポイント

1.運用目的を明確に!

外貨預金には普通預金と定期預金がありますが、運用目的によって上手に使いわけることが大切です。

金利収入をメインにじっくり資産を増やすのであれば、外貨定期預金による長期運用が効果的です。長期運用により、高金利による高い複利効果が期待できます。また、この複利効果は為替リスク軽減につながります。円に戻すときに円高で為替差損が生じても、金利収入で補てんできるからです。

一方、為替差益を狙うのであれば、いつでも換金可能な外貨普通預金が適しています。とはいっても、刻々と変化する為替の動きをお勤めの方がチェックするのは無理です。それでも為替差益を狙いたい方にはシティバンクのオーダーウォッチ(為替指値注文取引)が有効です。

オーダーウォッチは、ご希望の為替レートになったら、シティバンクがお客様に代わって自動的に取引を実行するサービスです。特に今のように為替相場の動きが激しい時は有効です。いずれにしても、運用資金は当面つかうことのないお金をあてるのが基本です。また、為替手数料や換金性のチェックも重要です。

2.リスクのコントロール

外貨投資を行う場合、1回でまとめて運用するよりも取引のタイミングを分散することによりリスク分散の効果が期待できます。

この方法をドルコスト平均法といいます。

簡単な例で説明しましょう(為替手数料は考慮しません)。

運用資金が100万円あるとします。25万円ずつ4回に分けて外貨預金に預け入れます。外貨預金に預け入れたときの為替レートは1ドル115円だとします。2回目が113円、3回目が112円、4回目が114円だとします。この場合、1回目は、約2,170ドル、2回目は約2,210はドル、3回目は約2,230ドル、4回目は約2,190ドル、合計約8,800ドルの預金をしたことになります。平均単価は1ドル約113.6円となり購入単価を低く抑えることが可能です。

つまり、この方法による場合、購入する外貨が円高では多く、円安では少なくなりますので、平均するとより円高水準で外貨を購入できると考えられます。初心者におすすめの投資方法です。たとえば、シティバンクの「マイファースト外貨」の場合、円資金を預けるだけで、自動的に毎月一定額の円資金を外貨に預け替えてくれるので便利です。

リスクの分散の方法は、タイミングの分散だけではありません。

通貨の分散も大切です。為替レートは世界情勢やその国の経済状況、信頼度などにより変動します。複数の通貨に投資することによりリスクが低減されます。もし、仮に対米ドルで円高になったとしても、他の通貨に対して円安になれば、米ドルだけで運用する損失を軽減できるからです。

たとえば、シティバンクでは8つの通貨が利用できます。通貨は、基軸通貨である米ドルやユーロをメインにして分散投資するのがポイントです。




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