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マネーコラム/外貨預金(3)

今回は、外貨預金の最終回です。

◆わたしの外貨預金活用法

●投資目的

わたしの外貨預金の目的は、海外で利用するためと円安リスクから自分の資産を守るためです。

1.海外で利用する

アメリカドルを海外で引き出す場合、シティバンクの「外貨キャッシュカード専用米ドル普通預金」を利用すると便利です。原則、手数料なしに米ドルを引き出すことが可能です。また、引出限度額の設定もできるので、カード盗難時にも安心です。

2.円安のリスクから自分の資産を守る

日本は、食糧や原油などをエネルギー資源の大部分を輸入に頼っています。円安(たとえば、1ドル100円が120円になること)になれば、輸入品の価格が上昇し円の資産価値が実質的に目減りしてしまいます。つまり、円安局面では、資産を円だけで保有しているのはリスクになります。

為替相場の変動要因は金利、景気、政治や国際情勢などさまざまです。現在は、世界的な金融危機の影響で比較的安定している円が買われているので円高になっています。しかし、長期的な観点から考えると、少子高齢化の影響は日本の成長率を阻害する要因になると思います。つまり、長期的には円安になる可能性は高いと考えています。

仮に円安リスクが低い場合でも、低金利の円預金だけで資産を運用するのはインフレリスクに対応できません。たとえば、物価が3%上昇した場合、3%以上の金利で運用しなければ、お金の実質的な価値は目減りしてしまいます。

外貨預金の長期投資によって、高い金利の複利効果により為替リスクを軽減できるほか、円安に推移した場合に為替差益を得られるので、円資産の実質的価値を守ることができますし、インフレによる円資産の実質的価値も守ることができるのです。

●投資方法

円安から自分の資産を守ることが目的ですから「長期投資」を基本に考えています。長期投資用の外貨預金として、通貨の種類は「米ドルとユーロ」を利用しています。理由は、ドルは基軸通貨であること、両通貨とも取引量が膨大なため、換金性にすぐれ、為替の取引コストも割安だからです。

このようにわたしの場合は、資産をふやすだけではなく、守るという観点から外貨預金を活用しています。

外貨預金をこれから始める方は、初心者向けの「マイファースト外貨」や長期運用を目指す方向けの「ステップアップ定期」などユニークな商品を提供しているシティバンクの外貨預金をご検討してみたらいかがでしょうか。

「マイファースト外貨」は、毎月一定額ずつ外貨に預け替えていく、外貨定期預金です。ドルコスト平均法による運用が可能です。

「ステップアップ定期」は6か月ごとに金利がアップする2年もの外貨定期預金です。毎月利息を受取れて、7か月目以降はいつでも中途換金が可能です。

シティバンクの外貨預金の詳細はこちらをご覧ください。




今回は、外貨預金の最終回です。...